「命の恩人」

詩人「緑の空気」

みなさんこんばんは。かのです。
今回は、私が作った詩の紹介です。


「別れと痛み」の投稿でもお伝えしましたが、Instagramのほうで、本格的に作詞したものを投稿しております。そちらでは、midori_no_kuukiという名前で活動しています。
今回は、久しぶりに自分の心が大きく動き、気に入った詩が書けたのでブログのほうでも紹介したいと思いました。

命の恩人

「命の恩人」

ある日 私の翼が折れた
そんな私を救ってくれたのが命の恩人だった

命の恩人は側に居て温もりをくれた
ありのままの私を受け入れて愛をくれた

命の恩人のおかげですっかり翼の治った私は
飛び立つことを決意した
そんな私に命の恩人は泣いてしがみついた
「行かないでほしい、一人にしないでほしい」

命の恩人との生活は楽しくて温かかったが
それ以上に辿り着きたい目的地があった
命の恩人の腕を振り払い 肩を蹴飛ばして
私は飛び立った

あれから二年の月日が経ち
命の恩人と再会した
命の恩人は私の目を見てこう言った

「辛い思いをさせてごめんなさい。
あなたに執着してしまっていたことにやっと気づいたの。」

私は命の恩人に抱きついた
言葉では伝えきれない思いを全身で伝えた
命の恩人の思いもその体から伝わってきた
しわのある命の恩人の手はとても温かく
愛に溢れていた

大好きな命の恩人
冷たく別れてしまったことを後悔していました
あなたに救われた命だから精一杯生きていきます
どうかあなたにも幸せで居てほしい

midori_no_kuuki

命の恩人のたった一言で、2人の関係性は大きく変わりました。
傷つけたくないから、口に出すことをためらう。そうしていつの間にか、壁ができてしまう。
だけど、勇気を出して言葉にしたら、歩み寄ることができる。
言葉にしないと伝わらないことの方が多いけれど、言葉では伝えきれないものも、たまにはあります。
恥ずかしさを捨てて、抱きしめれば、お互いのぬくもりと気持ちが感じあえる。

「緑の空気」プロフィール

思ったこと、感じたことを忘れないうちに言葉にしたい。
そう思ったので詩人になりました。
私の言葉に共感したり、何かを感じ取ってもらえたら、嬉しい限りです

引用(midori_no_kuuki)

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