天城山(シャクナゲコース)登ってきました!

伊豆さんぽ

みなさんこんばんは。かのです。
今日はタイムリーな記事を書きたいと思います。

4月3日、一人登山してきました!今回の山は天城山(あまぎさん)。天城高原ゴルフ場のすぐ手前にある「天城高原駐車場ハイカー専用」(無料)に車を停めました。トイレ、靴の洗い場もあります。駐車場から車道を挟んで反対側に登山口があります。ここが本日のスタート地点。

天城高原駐車場
登山口

天城山は、静岡県の伊豆半島中央部の東西に広がる山。天城山は連山の総称で、天城連山や天城山脈と称されることもある。日本百名山の一つ。 伊豆半島最高峰の万三郎岳、万二郎岳、遠笠山等の山々から構成される。東西の山稜部は富士箱根伊豆国立公園に指定されている。標高1,406m

ウィキペディア

今回は、比較的初心者でも登りやすいコースのシャクナゲコースで登ってきました。平均時間は駐車場から万三郎岳までが約2時間15分、万三郎岳から駐車場までが約2時間と看板に書かれています。合計4時間15分の道のりです。

登山口の看板

《START》天城高原駐車場ハイカー専用→万二郎岳(1,300m)→万三郎岳(1,400m)→天城高原駐車場ハイカー専用《GOAL》

私かのは、7年前から登山を始めましたが、頻度があまりにも低いのでいつまで経っても初心者です(笑)ちなみに、運動神経が恐ろしく悪い。そんな私が、ゆっくり歩いて、時折立ち止まり考え事をして、万二郎岳でお昼ご飯を食べて、かかった時間がこちら↓
駐車場から万二郎岳までが1時間20分、(万二郎岳頂上で40分ほど休憩)、万二郎岳から万三郎岳までが1時間9分、万三郎岳から駐車場までが2時間25分でした。初心者向けと言えども、往復5時間ほどはかかります。時間と心に余裕を持って登ったほうが良さそうです。私かのも、ヘトヘトになりました。

〈万二郎岳〉
景色が綺麗!河津方面が一望できるのかな?たぶん。
電力発電の風車が見えて、のどか。
ベンチはないものの、座れる岩があり、開けているので、休憩やお昼ご飯にもってこいな場所。

少し古風な看板が可愛い
万二郎岳の上は少し開けていて良い感じ
万二郎岳山頂からの景色

気になる、しゃくなげコースですが、中々退屈しない面白さでした!小岩がごろごろの道、木の根っこがびっしりの道、階段の道、岩場の道、平坦な道、低い木の生えたトンネルのような道。

小さい石がごろごろ
アセビのトンネル まるでとなりのトトロの世界観
万二郎岳から万三郎岳までの道 木が面白い

〈馬の背〉

万二郎岳から万三郎岳までの間に位置する馬の背
馬の背からはゴルフ場が眺められます。

時折、木のはしごがかかった箇所もあり、険しいなぁと思うようなところも何箇所かありました。当日も前日も晴天でしたが、ぬかるんでる箇所も多く、滑りやすい箇所がありました。天城山に行くなら、ちゃんとしたトレッキングシューズは必須だと思いました。

梯子


〈万三郎岳〉
万三郎岳の山頂はベンチが3つありますが、木に囲まれているため景色はあまり楽しめませんでした。
残念。


個人的にしんどかったのが、万三郎岳から天城高原駐車場までの下山の道です。

この道が変わり映えがあまり無く、「あれ、ここさっき通らなかった?」と思うような道を何度も通ります。また、ベンチもないので休憩もあまり取れません。看板の表示も少なく、何度か道に迷いそうにもなりました。
道に迷いそうになったら、立ち止まって周りを見渡すと、何かしらの目印があるはずです。
黄色いテープだったり、ピンクのリボンだったり。看板だったり。

また、シャクナゲコースの下山は、結構狭い道を歩きます。少しバランスを崩して転んだら、斜面を転がり落ちて怪我をしそうな道です。神経を使いました。

万三郎岳から駐車場までは、シャクナゲが咲いている季節はきっと綺麗なんだと思います。しかし、何も咲いていない季節だと、とても長く感じました。木々に囲まれて景色が見えないのも要因かもしれません。下山に体力を残しておくことを強くお勧めします。

この日の伊豆半島の気温は17度でしたが、万二郎岳頂上では9度でした。だいぶ寒かったので、上着は必須です。

また、トイレが天城高原駐車場にしか無いので注意が必要です。私はトイレが近い方なのでとても困りました。みんなはどうしてるのかしら?出来れば、携帯トイレを持ち歩いた方が良いかなと思います。

靴洗い場(ブラシもあるよ)

天城山に登りたいと思ってから約半年。やっと登れて今日は大満足のかのです。1番のお気に入りは万二郎岳の山頂でした!万二郎岳から万三郎岳までの道も面白かったですが、万三郎岳は思っていたより景色が見えず、残念というのが正直な感想です。

落葉樹と常緑樹の境界線
日が傾いてきた下山

ここのところ仕事が忙しく、連勤続きで疲れ切っていました。体力的には休みたいところでしたが、山に登って正解だったと強く思います。体だけでなく、心も弱っていたことに山に登って気づきました。

生活の音から遠く離れ、風の音と鳥の囀りと自分の足音を聞きながら、気持ちの整理をします。私が何を考え、何に悩んで、何にもやもやしていたのか、面白いくらいに頭がすっきりとして、気持ちが整理されました。

しなやかな根っこの上を歩く

生きている木の根っこの上を歩きながら、そのしなやかな強さに、生命の力を感じました。これから自分のやるべきことを再確認して、自分の生活に戻ろうと気持ちをリセットしました。

山に登ると必ず考えることがあります。人生と山道を対比します。山頂までの道がたくさんあること。選択の連続であること。近道しても良いし、景色を楽しんでゆっくり歩いても良い。間違えたらまた戻れば良い。山頂に着くことが目的なのか、山頂に着くまでの道が醍醐味なのか。人それぞれの考えがあって、自分は自分の大切にしたいことを貫けば良い。将来の不安も、山に登れば何とかなると思えます。

体は疲れていますが、心はとても満たされました。そんな休日でした。今日は残念ながら、花粉かガスか分かりませんが、空気が白く見晴らしが少し悪かったです。また、快晴の日に、富士山が見える日に、登りに行こうと思います。また登りたい、そう思える素敵な山でした。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。それでは、おやすみなさい。

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